”くらしのくふう”コーナーでは、日常生活でのちょっとした工夫についてを取り上げています。
ここでは洗濯を室内干しする時の工夫を取り上げました。
雨の日や花粉・黄砂・微小粒子状物質「PM2.5」・夜洗濯しなきゃならない?って事で、室内干しが必要な場合ありますよね?
私は、毎日が室内干しなので、自称・室内干しのプロ!そこで、今回は、私の”室内干しで洗濯物を効果的に乾かす!”方法を教えます。
出来れば、洗濯用の洗剤類に抗菌のものを使うと室内干しで気になる匂いを防止する効果があります。(注1)
干せる場所と洗える量をまず考えましょう。ただでさえ乾きにくい室内干しなので、干せる量を考えましょう。
干した時に洗濯物同士の幅が極端に狭い(近い)と乾きがとても悪くなります。量が多い場合は、1回でなく2回に分けて洗濯するというように、1回の量を決めましょう。
1回目がその日のうちに乾けば、2回目の洗濯もその日のうちに出来ますし、仮にそれが夜になっても、翌朝まで室内干しすれば良く、中途半端に全部生乾きになるよりも、結果的に良いと思いますので、取り残しを恐れずこれを一度試してみてください。
1回で干せる量をしっかり把握した後は、洗濯物に優先順位をつけましょう。
どうしても乾かしたいものがあれば最優先に(また、そういうものは干す場所自体を乾きやすい場所を)、洗濯回数が2回以上となる場合は、最初は乾きやすいものを優先的に洗います。(注2)
何回洗濯機を回すかとその順位をつけましょう。
これが室内干しの最大のポイントなのですが、干した洗濯物に対する空気の流れを意識する事・これにつきます!
何しろ、干して乾かす場合、これが一番重要です。冬場であれば熱源の近くに干すという事も効果を上げるのは確かですがこの場合は火事とならないように、十分な注意が必要なので、あまり熱源に近すぎるのは危険ですので、やめましょう。
また、ファンヒーター等風を出すような機器の場合、すぐ近くなら風があたるという訳ではありません。
室内のどの部分に風が良く流れているのかを見極め、そこに物干しを置くというのが効果的です。
人工的に風を起こすような器具を使ってなくても、人が通る所は空気の対流がおきているので、他の場所より乾きが早いという事もあります。
若干うっとうしいですが、部屋から廊下に出る所などつっぱり棒を渡して、雨の時は、そこにハンーガー等を吊るのも効果的です。その横を通るためのスペースも考慮しつつ、場合によっては、そこには短い丈の洗濯物を干す等すると良いでしょう。
もし、余裕があれば洗濯物同士が近い時は、1つおきに干すのも効果的です。
可能であれば、電気代はかかりますが、扇風機を当てるのが、かなりの効果があります。
洗濯物のためだけに扇風機を使うのはエコではないイメージなので、うちはエアコンを効果的に使う事で電力を抑えるも目的にエアコンを使う時などにあわせて使っています。
この場合、洗濯物に風をあてるでも、人にあてるでもなく風は部屋の温度が一定となるような感じで使います。
冬場は暖房なので、あたたかい空気は上にあがるので天井方向に向けて当て、夏は冷房は冷えた空気が下に下りる訳ですから、冷房の風が降りる所から部屋全体に空気が動く事を意識して置くという感じ。洗濯物を置く場所は、空気が流れている所を手のひらなどをつかって探して、その辺りに置きます。
干してから数時間もすると(薄いものなら1時間でも)洗濯物の上の方が乾いて来ます。(扇風機や熱源で下の方が先に乾いている事もある)清潔な手で何枚か触って確認しましょう。
そうなっていたら、上下を返します。
だいたい1回上下反対にすればOKで、これで乾きは断然早くなりますよ!
もし、その後(数時間置いて)、また上の方が乾きが良いとなったら、また上下を逆にするというように繰り返します。こうなるのは大抵生地の厚みがあるものですが、そういうものも、そうやって何度も返す事で結果的に早く乾きます。
ここにも、戦略があります。1度にギリギリの量を入れてませんか?
これって、案外効率も悪い上、半乾きのものが残る可能性があがります。
ここでも、量を考え、乾かす順番を考えます。まずはグループ分けが大切です。
最初は小さくてなるべくうすい生地のもののグループを短い時間で乾かします。
2グループ位に分けられると良いですが、厚みがある生地のものや大きすぎるサイズのものは単独で乾燥させるのが理想です。そういったものが入り混じっていると乾きにくいものがあるために長々と乾燥機を回す事になるので、短時間で乾くものは生地を痛める原因になります。
乾燥機はどうしても繊維を痛めるため、いわゆるおしゃれ着は、乾燥機を使わず室内干しするか、時間がなければ途中で少し使う感じで痛みを抑えましょう。(いきなり乾燥機にかけず、形を整え少し干しておき半乾きで使って完全に乾かさずに仕上げも室内干し・・・ただし、これってかかりっきりなので、面倒ですが、繊維を痛めないという事は長持ちするので買い替え時期を遅らせるのでエコです。
(注1)現在は、そういった商品が多く見られるようになりましたが、以前は少なかったので、その時代は、私は洗剤と一緒に漂白剤を少し入れていました。
ただ、すすぎ1度で良い洗剤に漂白剤を加える場合は、洗剤を十分溶かしてから衣類を入れて直接漂白剤がつかないようにして、さらに念のためすすぎは2回にしましょう
また、漂白剤の使用は自己責任でお願いします。
私の場合は、念のため色・柄ものでも大丈夫のものにしていますが、色落ちが心配な場合はそういったものを選んだり、何より衣類の洗濯表示を守りましょう。
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(注2)乾きやすいもの・乾きにくいものは大体は布の厚みと種類が大きく関与しています。それとサイズです。
どこの家でも、ハンカチやハンドタオル・バスタオル等が洗濯物として出てくると思いますが、バスタオルは干す場所も取り、少し乾きは悪いですが、こういったものを他の汚れ物と別にして優先的に洗濯すると①乾きが早い②ケバが他の衣服等につきにくい③匂いがつきにくいといったメリットもあります。
それから、こういったものは、生乾きになると匂いの原因になりますし、匂いがあると特に気になりやすいものでもあるからです。
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参考になりましたでしょうか?
それでは今日も良い1日を!
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